
今回は、ブラザー コンパルエースⅡ(ZZ3-B767型)のメンテナンスをご依頼いただきました。
外観・動作チェックの段階では、
「特に大きな不具合は見当たらない」
という状態でしたが、
- 長く安心して使い続けたい
- 一度きちんと中をきれいにしておきたい
とのご希望から、「分解清掃と注油メンテナンス」を行うことになりました。
■ 古い機種でも、しっかり手を入れれば現役
コンパルエースⅡは発売からかなりの年数の経った機種ですが、内部構造がしっかりしており、適切なメンテナンスを行えば今でもとてもスムーズに動作する家庭用ミシンです。
外装カバーなどを外し、内部に溜まったホコリや古くなったグリスなどを丁寧に除去。
その後、必要な箇所へ適切に注油を行いました。

■ 見えない部分こそ大切
ミシンは外から見ただけでは分かりませんが、内部には可動部が多く、長年の使用で少しずつ汚れや油切れが進んでいきます。
今回のコンパルエースⅡも、
「壊れてはいないけれど、動きが少し重くなり始めている」
そんなタイミングでした。
分解・清掃・注油後は、音も動きも軽くなり、気持ちよく縫える状態に復活しました。
■ 長く使えるミシンとして、今も人気
コンパルエースⅡは
◎シンプルで扱いやすい
◎縫い目が安定している
◎修理・メンテナンスがしやすい
といった理由から、今も根強い人気のある家庭用ミシンです。
「新しいミシンに買い替える前に、一度見てほしい」そんなご相談も増えています。
■ ミシンの調子が気になったら
- 動きが重い
- 音が大きくなった
- 長年メンテナンスしていない
そんな時は、故障していなくても一度ご相談ください。
分解清掃と注油だけで、見違えるように調子が戻ることも少なくありません。
古いミシンでも、きちんと手をかければ、長く使える場合が有ります。
■ おまけ:「コンパル」という名前に込められたもの
現在のブラザー現行機種には、
コンパル1500S・コンパル1100・コンパル800 といったモデルがあります。

実はこの「コンパル」という名称、
1970年代に一世を風靡した家庭用ミシン「コンパル」シリーズに由来しています。
当時のコンパルは、
- 丈夫で長く使える
- 縫い目がきれい
- 家庭用として非常に完成度が高い
と、多くのユーザーに支持され、今でも修理でお預かりすることがあるほどの名機です。
その実績ある名称を受け継いでいるのが、
現在のコンパル1500S/1100/800シリーズ。
「実績と信頼のブランドを、今の時代に復活させたシリーズ」とも言えます。
昔のコンパルを知っている方には懐かしく、初めてミシンを使う方にも安心しておすすめできる名前。
そんな想いが、この製品名には込められているのかもしれません。
